◆最適な着用時期 10月~翌年5月の袷頃
◆店長おすすめ着用年齢 ご着用年齢は問いません
◆着用シーン 結婚式、式典、パーティー、お付き添い、音楽鑑賞、観劇、お食事会など |
【着物】 絹100% たち切り身丈182cm 内巾36.5cm (最長裄丈約69cmまで 最長袖巾肩巾34.5cmまで) 白生地には丹後ちりめん地が使用されております。
【帯】 絹100%(金属糸風繊維除く) 長さ約4.35m(お仕立て上がり時) 西陣織工業組合証紙No442 梅垣織物謹製 おすすめの帯芯:綿芯「松」 耳の縫製:袋縫い 六通柄 |
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【 バイヤー&パーソナルカラー診断士 更屋より 】 ――日頃より京都きもの市場をご愛顧いただきまして、誠にありがとうございます。 日々の感謝を込めまして、バイヤー&パーソナルカラー診断士の更屋がお得な秋の着物・帯のセットをご用意いたしました! 皆様にキンモクセイの香りに四季の移ろいを感じていただきたく、こだわりの良きものをコーディネートいたしました。 どうぞ、ごゆっくりとご覧くださいませ。――
フォーマルの装いに確かな品格と上質を…
手描京友禅染匠『岡山工芸』より 正統派古典柄の特選訪問着と西陣の名門『梅垣織物』より 特選袋帯を合わせてご紹介いたします。
秋風に揺られる金色の欅… 黄落すると黄色の絨毯となる情景をイメージして コーディネートいたしました。
上品な彩りで古典の意匠をのセットは 式典へのご参列や入卒式などのお子様行事のお付き添いなど… 様々な社交シーンで重宝していただけることでしょう。
お目に留まりましたらどうぞご検討くださいませ。
【 お色柄 】 ≪着物≫ さらりとしなやかな手触りの絹地。 地色はふうわりと淡い薄卵色に染めて、上品な印象に。 意匠には古典の冊子文様が草花とともに丁寧に描かれました。
挿し色は上品に映え、金彩のあしらいがそっと華やかさを加えて。 全体にすっきりとした印象を与える構図の美しさ、丁寧な加工、 どれをとっても本当に素晴らしく、確かな匠の風格が存分に満ち溢れております。
≪帯≫ ややハリのある、しなやかな地風のライトベージュ地に、 経糸に金糸をふんだんに織り込み、金糸の濃淡に落ち着いた 彩りの絵緯糸使いで、露芝や麻の葉、松皮菱、青海波などの 割付紋様を込めた変わり市松が織りだされております。
お締め頂きました際の帯姿としても格調高く、 華のある装いとこだわりの風合いを ご堪能いただけることでしょう。
【 岡山工芸について 】 日本で初めての手描友禅・女性伝統工芸士・岡山武子氏(平成18年には史上初女性の友禅師「京都府伝統産業優秀技術賞・京の名工」として授章)をはじめ、 手描友禅のスペシャリストである伝統工芸士が3名、 職人約20名ほどが集う、まさに、手描き友禅の職人集団でございます。
その実績は、呉服の世界や日本に留まらず、海外においても広く認められております。 京都きものコレクションやファッションカンタータfrom Kyoto 、 パリ・コレクション等ファッションショーや雑誌、テレビ等メディアなどでご存知の方も多いかと存じます。
【 西陣織について 】 経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年2月26日指定)
多品種少量生産が特徴の京都(西陣)で 生産される先染の紋織物の総称。
起源は5?6世紀にかけて豪族の秦氏が 行っていた養蚕と織物とされ、応仁の乱を期に 大きく発展した。
18世紀初頭の元禄~享保年間に 最盛期を迎えたが、享保15年(1730年)の 大火により職人が離散し大きく衰退。
明治期になりフランスのリヨンよりジャカード織機を 導入した事でこれまで使用されてきた空引機 (高機)では出来なかった幾多の織物が 産み出され量産が可能となった。
織機はおもに綴機、手機、力織機の3種類で 企画・図案から意匠紋紙、糸染、整経、綜絖、 金銀糸、絣加工等多くの工程があり、これらの 一つひとつの工程で熟練した技術者が丹念に 作業を行っている。
西陣織には手の爪をノコギリの歯のように ギザギザに削って図柄を見ながら織り上げる 「爪掻本綴織」、「経錦(たてにしき)」、 「緯錦(ぬきにしき)」、「緞子(どんす)」、 「朱珍(しゅちん)」、「紹巴(しょうは)」 「風通(ふうつう)」、「綟り織(もじりおり)」、 「本しぼ織」、「ビロード」、「絣織」、「紬」など、 国に指定されているだけでも12種類の品種がある。
「西陣」および「西陣織」は西陣織工業組合の 登録商標である。
【 京友禅について 】 経済産業大臣指定伝統的工芸品(1976年6月2日指定) 京都府知事指定伝統工芸品
京都の伝統工芸品の1つで古来の染色技法を 扇絵師の宮崎友禅斎が大成したもの。 元禄時代に京都で生み出された友禅技法で 日本三大友禅(京友禅、加賀友禅、 江戸(東京)友禅)の1つ。
「糸目糊」という糊を用い、筆で色付けする際に 滲んで色移りすることを防ぐ防染技術が用いられており、 基調の色が決まっておらず、当時の公家や大名好みの デザインに多彩かつ鮮やかな色合いや金銀箔、刺繍などが 用いられた絢爛豪華、かつひときわ華やかな印象のものが多い。
明治時代には化学染料と糊で色糊を作り 型紙によって友禅模様を写し染める「写し友禅染め」が 友禅染めの中興の祖と称えられる廣瀬治助によって 発明され、「型友禅」として大量生産が可能となった。
量産できるようになった友禅染めは一気に普及し 飛躍的な発展を遂げ、昭和51年6月(1976年)には、 経済産業省指定伝統的工芸品として指定を受け、 現在も世界中から高い評価を得ている。
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お仕立て料金 解湯のし4,180円+※胴裏8,250円~+海外手縫い仕立て35,200円(全て税込) ※国内手縫い仕立て+17,600円(税込)
※堅牢染め・本加賀など、染めのしっかりした御着物への抜き紋入れには、 堅牢抜き代4,400円(税込)が必要となります。
加工(湯のし、地入れ、紋地入れ) (解湯のし)
撥水加工をご要望の場合 (ガード加工 帯)(パールトーン加工 袋帯)
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※着姿の画像はイメージ写真です。柄の出方が少々異なる場合がございます。 |
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[文責:更屋 景子] |